東北弁のカメダ

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けっこう離れているんですが、せっかくだからと出雲大社に参拝。辺りに点在する蕎麦屋さんのサンプルがどれもこれも美味そうでソソルんですが、グッとこらえてこの旅の自分的本番へ。

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「JR出雲八代駅」
この駅は1974年公開の映画「砂の器」に登場する亀嵩駅ホームのロケ地です。
この映画を観たのは中学生の時ですが、未だに好きな邦画のベスト3に必ず入ります。

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三木謙一(緒形拳さん)が本浦千代吉(加藤嘉さん)をハンセン氏病の隔離施設へ送るため汽車を待つホーム。
まさにここ!

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父と別れたくない本浦秀夫(春田和秀くん)が線路の向こうから駆けてきて、父と抱き合う感涙シーン。
ここであの名シーンが撮影されたのだと撮影当時に思いを馳せると何とも言えず心が高揚します。

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映画「砂の器」は松本清張氏の原作を橋本忍氏と山田洋次氏が大きく脚色し交響曲「宿命」をバックに”捜査本部”、”親子の旅”、”コンサート会場”という3つの舞台を交互にモンタージュするという手法を取り大きな感動を生み出しています。そもそも橋本さんと山田さんの共作自体なんだか凄すぎません?原作者の松本清張氏もとても満足したということ。

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ここもロケ地です。「湯野神社」
記念碑がありました。

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千代吉親子を探して巡査の三木謙一がこの石段を駆け上がります。

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今は塞がれていますが、この床下に隠れる親子を発見するシーンが撮られました。

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さて、なぜ亀嵩駅がそのままロケ地として採用されなかったかというと、撮影前に駅舎に蕎麦屋が開店したためという事なんですが、その亀嵩駅にも立ち寄りました。

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その蕎麦屋「扇屋」さんで手打ちの割子そばを頂きましたが、とーっても美味しかったです!

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店内に飾ってあった、これはもう”国宝”

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来月かぁ~ ><💦 口惜しやっ!


ということで、真夏の奥出雲の旅はこれにておしまい。

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